スムーズな片付けのために!空間の整理の前に「思考の整理」を

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片付けは永遠のテーマ―――

 

その言葉に表されるように、目の前に広がる「空間の整理」だけをしても片付けはうまくいきません。まずは「思考の整理」をすると、効果的かつ継続的に片付けができるのものです。モノは過去を、目の前に広がる空間は心(気持ち・思考)を表します。

 

そこで今回は、スムーズな片付けのステップやそのポイント、片付けの目的についてご紹介します。

片付けに必要な工程は、「整理・整頓・収納・片付け」

 

「片付け」と聞くと、多くの方が「散らかったものを整理整頓・収納する」とイメージするのではないでしょうか。しかし、片付けをひとくくりに考えるとうまくいきません。片付けにはいくつかの工程があり、それぞれ意味が異なるのです。その意味をひとつずつ理解すると、片付けの本質がみえてくるでしょう。

 

●片付けの4つの工程
・整理:必要・不要を分けて不要なモノを処分し、整えること。
・整頓:見た目を整え、配置すること。
・収納:必要なモノを取り出しやすく・使いやすく収めること。
・片付け:使ったモノを元に戻し整えること。

 

このように、片付けのステップは「整理→整頓→収納→片付け」の繰り返しです。

 

しかし、片付けが苦手な方は、はじめの「整理」が苦手なことが多いものです。要るか要らないか分けられずに悩み、先送りにしてしまうこともあります。つまり、「整理」が上手くこなせられれば、そのあとの片付けもスムーズに進められるでしょう。

4つに分けて考える!必要・不要を決める基準

 

片付けが苦手な人の多くは、必要なものと不要なものを決める基準が曖昧です。
また、「使えるか・使えないか」「着られるか・着られないか」「壊れているか・壊れていないか」など、モノを主体に考えがち。

 

しかし、主役は自分です。
「使う・使わない」「着る・着ない」「気に入っている・気に入っていない」「使い勝手がいい・使い勝手が悪い」など、“自分にとってどうなのか”“そのモノを持つことの意味は?”と、自分と向き合ってみましょう。

 

必要なものと不要なものを分ける基準になるのは、「価値観」です。
「自分が何を大事に思っているのか」「どんなモノに気持ちが動くのか」は、価値観が大きく作用しています。モノだけでなく、自分を取り巻くコトでどんなことを大事にしているか考えてみましょう。

 

必要・不要は二者択一ではなく、4つに分ける方法を利用すれば迷わず分けることができます。その際は、「機能性重視のキーワード」と「感情重視のキーワード」の二つを使いましょう。

 

例:「機能性重視のキーワード(使う・使わない)」「感情重視のキーワード(気に入っている・気に入っていない)」

 

4つに分けることで、行き先が明確になります。手放すものはいさぎよく処分し、残すもの・検討するものはちゃんと整頓しましょう。ただし、多くのモノを持つことは、片付けに手間や時間がかかります。また、年齢とともに、把握できる量や管理できる量は減ってくるものです。残すもの・検討するものは、把握・管理できる量に抑えましょう。

快適な空間・理想の暮らしのために!片付けの目的を考える

片付けは、あくまでも「手段」です。快適な空間・理想の暮らしを手に入れるために、片付けをするのです。

 

「どんな暮らしを送りたいのか」
「どんな人生を送りたいのか」
「片付いた空間でどんな時間を過ごしたいのか」
「家族とどんな時間を共有したいのか」
など、何のために片付けをするのか理由を考えてみましょう。

 

また、家族といえどもそれぞれ価値観が違い、モノの選別基準も異なります。
それぞれがどんな思いで暮らしているのか、家族みんなで話してみましょう。家族のコミュニケーションとしても、片付けはとても効果的です。

 

 

空間を整理する前に、思考(心・気持ち)の整理が大切です。目の前の空間を整えるだけでは、その場限りになってしまいうまくいきません。
「どんな暮らしをしたいのか」「どんな人生を送りたいのか」といった“先の目的”ために、片付けができるようになりましょう。家族と過ごす家・時間を共有する空間を整えるコミュニケーションツールとして、家族で片付けを楽しんでおこなってください。

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