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中古VS新築!マンション選びはどちらがお得?

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中古にするか新築にするか。
マンションの購入をご検討されている方の中には、どちらを選ぶべきかお悩みの方も多いのではないでしょうか?
そんな物件選びにお悩みの方に向けて、中古マンションと新築マンション、それぞれのメリットとデメリットをご紹介します。

 

一級建築士であり、建物を診断するホームインスペクターでもある、さくら事務所ホームインスペクション関西の大森敞彦(おおもりあきひこ)さんに、これら2つのメリット・デメリットについて、どのようなポイントに注意してマンションのタイプを選ぶべきなのか詳しく伺いました。

新築マンションのメリット・デメリットとは?

マンション

 

まず最初に、新築マンションのメリットについて大森さんに詳しく伺いました。

 

新築のメリットは、最新の設備で住み心地が良いことが挙げられます。次に、当たり前ですが誰も住んでいないため、建物も部屋もキレイで清潔な状態というのが魅力です。また、はじめてそのマンションに住み始めたもの同士で仲良くなりやすく、ご近所トラブルなどを招きにくいというのもメリットでしょう

 

・最新の設備で住みやすい
・誰も住んでいないので建物も部屋もキレイ
・住人同士が仲良くなりやすい

 

上記の3点が、新築マンションの魅力。日本は特に新築をブランド化しており、大変な人気があるとのこと。新築というブランドこそが、最大のメリットであるといえます。
それでは、逆に新築マンションのデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか?

大森敞彦さん

 

新築マンションのデメリットは、まずは価格の高さが挙げられます。日本は新築がブランド化していることもあって、中古に比べると圧倒的に高いというのが大きなデメリットです。次に、購入後はすぐに中古となり、みるみる価格が下がっていくのも残念な点でしょう。購入した直後で2割程度下がるといわれており、それ以降は下がり続けていきます。そしてもうひとつは、選べるエリアが限られてしまうことです。新築が建つ場所は限られるので、必然的に選べるエリアの範囲も狭くなります

 

・中古に比べると高い
・買ってすぐに中古になるので、価格が下がる
・選べるエリアが限定される

 

上記の3点が新築マンションのデメリット。
料金の高さや選べるエリアが限られるなどがデメリットとなっており、新築を検討中の方はこのあたりに注意する必要があります。
それでは次に、中古マンションのメリット・デメリットについて伺いました。

中古マンションのメリットとは?

マンションと青空

 

個人的には中古マンションがおすすめ」と大森さん。
なぜ、中古マンションがおすすめなのでしょうか?まずは、中古のメリットについて伺います。

 

中古マンションのメリットとして挙げられるのが、まずは価格の安さ。そして自分の好みの個性的な空間を作り出すリフォームやリノベーションが可能なこと。またバリアフリーにしたり、省エネ仕様にしたり、ライフステージに合わせたリフォームが可能です。次に、選べるエリアが多くて選択肢が広いこと。新築に比べると中古マンションは量が桁違いに多いため、自分の好みのエリアから好みの物件を見つけることができます。最後に購入前に、管理者や住人の今を確認できる点が挙げられます。どのように暮らしているのかを確認できるのは、新築とは大きく異なるメリットです

 

・個性あるリフォームやリノベーションが可能
・選べるエリアが広く、選択肢が多い
・管理者や住人の今を確認できる

 

選択肢が豊富で、リフォームやリノベーションで自分に合わせた形に変化させられるのが中古のメリット。
もちろん、新築よりも低価格で、リーズナブルなのも魅力的です。
次は中古マンションのデメリットについて。

 

デメリットとしては、リフォームをしないと住みづらいときがあること。リフォームに興味がない場合には、お金と手間がかかります。次に設備が古いこと、前の持ち主によっては、劣化や汚れがひどい可能性があること。築年数が長い建物の場合には、特に注意が必要です」

 

・リフォームしないと住みづらい
・設備が古い
・建物の汚れや劣化

 

新築と中古のメリット・デメリットを並べてみるとどちらにも得意・不得意があることがわかります。
どちらを選ぶかは、その人の趣味嗜好や経済状態などによって変わるということがいえそうです。
そんな中、中古マンションをおすすめする大森さん。大森さんにとっての中古マンションのメリットや魅力とは何なのでしょうか?

大森敞彦さん

 

ハズレもありますが、当たると良いのが中古マンションの魅力です。特に、築15~20年くらいが狙い目です。マンションの価格は年月を重ねれば重ねるほどに低くなりますが、10~15年を超えたあたりから下がり幅が小さくなります。状態も良く、かつリーズナブルに抑えたい方にとっては、築15~20年くらいの中古マンションがおすすめなんです

 

新築に比べると驚くほど安く、かつ設備も建物も丈夫な中古マンション。
しっかり選ぶことができれば、思わぬ掘り出しものに出会うことができるといいます。
その際に注意したいのが、情報収集をしっかり行い、ある程度の知識を持つこと。

当たりの中に大きなハズレが含まれているのも中古マンションの特徴のひとつ。
中古マンションを選ぶ際には、設備や建物の弱点を見抜けるよう、確認する場所と確認の仕方について学んでおくと良いでしょう。

マンションのタイプを選ぶ際に注意すべきこと

棲家の選択

 

ここまで、新築・中古マンションのさまざまな弱点を伺いました。
最後にマンションのタイプを選ぶ際に、ひとつだけ注意してほしいことがあると大森さん。

 

新築でも中古でも、自分の中の軸がブレなかったら最悪どちらでも良いと思います。マンション購入において、もっとも大切なのは、住む人がそこでどう暮らし、どう過ごしたいかに左右されます。そのためには、マンション選びの根幹には、中長期的なご自身のライフプランが必要です。特にマンションの購入はその後の人生を左右する大きなできごとです。答えを焦らずに納得いくまで考えて決めてほしいですね

 

 

 

さくら事務所ホームインスペクション関西 代表 大森敞彦

<プロフィール>
業界NO.1(40,000件以上)の実績を誇るインスペクション事務所、さくら事務所ホームインスペクション、関西の代表。
建築や不動産に関わる中で「不動産トラブルを1つでも減らしたい」という思いからホームインスペクターに。2012年10月に関西支部の開業以来、400件超の調査実績を誇る。
専門家ながら、わかりやすく親しみやすい調査・報告に定評がある。ホームインスペクションのリーディングカンパニーとして果たす役割の大きさを実感し、日々依頼者の相談に耳を傾け、アドバイスを行っている。

<URL>
http://00002.sakura-his.com/

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